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Posted by TI-DA at

2006年03月15日

4ヶ月ぶりです

最後の記事から4ヶ月近くが経ってしまいました。
その間訪問してくださった方々には本当に申し訳なく思います。
あれからのことをざっと書きます。

学校では相変わらず一言もしゃべりません。
が、職員室にいらっしゃる先生(おそらく担任を持っていらっしゃらない)のお一人とは学校内であいさつ程度はするようになりました

先日校内のテレビ放送で紙相撲大会の参加者募集がありました。
”きじ”は「どうせ当たりっこないから」と応募したところ、見事当選!
先週給食の時間に3日間にわたりトーナメントが行われました。(一応生放送)
1年生ながらとんとん拍子に勝ち進み、なんと優勝してしまいました。
教室に帰ると同級生たちは大騒ぎ。
同じクラスだけではなく、兄のクラスでも物凄い騒ぎになったそうです。
そして廊下を歩いていたら上級生たちが取り囲み、
「優勝した子ですよね?握手してください!」と握手攻めにあったそうです。
緘黙児は目立つことを嫌うを言われていますが、
それとは真逆な行動に大きな変化が見られると思います。

そして1月から今大流行のフィギアスケートを始めました
そこでは先生や周りの人たちも”きじ”が緘黙であるとは信じられないと言われるほど、
いきいきと積極的に行動し、新しいお友達もたくさん増えました
今は4月の大会に向けて1分間のプログラムを一生懸命練習しています。

それから大きな出来事として、いよいよ4月に入ったら入院します。
1~2ヶ月の入院生活になるそうです。
入院したらすぐに学校でしゃべれるようになるわけではないけれども、
学校に戻った後、スムーズに学校生活に溶け込めるようになるとのこと。
そしてこのまま通院治療だけでは好転するとは思えないとの判断から、
入院することになりました。

どのような展開になるかわかりませんが、ある意味楽しみな春となりそうです。  


Posted by みっぺる at 20:15Comments(6)これまでの経過

2005年11月19日

薬の副作用で…

緘黙の治療のために抑うつ剤を服用している”きじ”。
その効果のせいか、最近は学校へ行きたくないと言わなくなったし、
何人かの違う学年のお友達とはしゃべれたり、
兄の”とん”の担任の先生の前や電話ではちょろっと話せたりできるようになってきました。

この薬の副作用として便秘があるので、緩下剤(便秘薬)が処方されています。
しかし、先日まだあると思っていた緩下剤がからっぽに…。
どうやら”きじ”がコップに入れる時に、大量に入れてしまったのが原因のようです。
その時点で、次回の診察まで1週間。
どうなるかなと思っていたら…。

やはり、即便秘になりました。
今日で5日、出ていません。(一度出るには出たけど、「梅干し1個」だと言っていました。)
ここ何日かはお腹が痛いと言うので、決心しました。
イチヂク浣腸

これを使うことにしました。

効果絶大!
浣腸して数分も我慢できずに、トイレへGOダッシュ
どうやら5日間の便秘が解消されたようです。

来週の診察まで、あと少しの我慢です。

  


Posted by みっぺる at 18:16Comments(5)治 療

2005年11月17日

お久しぶりで…

この頃全然更新してなくてごめんなさい。
忙しいこともあるのですが、内容が内容なだけに気軽にぽいっと書けるような記事でもなく…。
そうこうしているうちに、どんどん日にちが過ぎていきました。

でも、そろそろ書かないと。
読者登録していただいている方や、少しでも緘黙の情報を探していらっしゃる方のためにも。

近々更新しますから、もう少しお待ちくださいませ m(__)m  


Posted by みっぺる at 17:59Comments(1)ひとりごと

2005年11月04日

ともだち ふえた♪

ともだち…ただの「ともだち」ではなく、”きじ”がしゃべれる「ともだち」!

今日は学校が早く終わったので、仕事&ボクシングから帰ってくる私よりも先に帰宅した”きじ”。
宿題と時間割を済ませ、
マンションの下の階に住む小2の女の子(”きじ”がしゃべれる唯一の学校の友達)と校庭で遊ぶと言って出掛けました。
帰り道に学校へ寄ってみると、”きじ”たちのほかにもう一人の女の子が。
3人で仲良く鉄棒をしていました。

そして1時間後、”きじ”はその友達と一緒に帰ってきました。
”きじ”の様子を伺うと…、
ちゃんと新しいお友達ともしゃべっていました。
幾分声は小さいものの、小2の女の子と話すのと同じように会話していましたピース

純粋に学校関係で、”きじ”がしゃべれるお友達第一号です晴れ  


Posted by みっぺる at 18:02Comments(4)よろこび…組

2005年11月04日

できた! できた!!

「わからない…」で、できなかったバナー、ついにできましたピース

教えてくださった皆様、ありがとうございました。

最初にのひめさんに教えていただいてから、結構時間が経ってしまいました。
(試行錯誤でなかなか成功しませんでした…。ごめんなさい。)

本当に皆さん親切な方ばかりで、私は嬉しい限りですピカピカ

他人から見たら小さいかもしれませんが、小さな幸せかみしめてますハート

  


Posted by みっぺる at 17:13Comments(2)ひとりごと

2005年11月03日

わからない…

WEBRINGの「緘黙の輪」に登録をしたのはいいけれど、
バナー(でいいんでしょうか?)が表示されなくて…。
管理人さんのアドレスが変わったので新しいのにすれば大丈夫と教えていただいたのですが、
いろいろやってみたけどうまくいかない。
新しいアドレスはどこにあるのだろうタラ~

うう~ん、まだしばらく × のままになりそう…ガ-ン

  


Posted by みっぺる at 12:52Comments(0)ひとりごと

2005年11月01日

「うん」って言っちゃった

先日、授業参観がありました。
地域のお年寄りもたくさん来ていただき、昔の遊びを教わりました。
子供たちは2人ずつペアで、好きな遊びのあるクラスを回ります。
父兄も自由に回ります。

最初のうち、私は”きじ”と一緒に何箇所か行きました。
あやとりをしたり、だるま落しをしたり、いろいろやりました。
途中で兄の”とん”の授業に行くために、”きじ”と別れました。

そして、授業参観が終わり、子供たちも帰宅。
その時、”きじ”がこう言いました。

「学校でね、●●ちゃんが『あやとりしに行こう』って言った時、
『うん』って言っちゃった。
あの時周りがうるさくてよかった。
静かだったら『うん』って言ったの、聞かれちゃうところだったもん。」

ええ~!? 学校でしゃべれたの~~~っ!!!???

そう言いたい気持ちをぐっとこらえて、
「ああ、そうなんだあ(*^。^*) よかったじゃない。でも、大丈夫だよ、聞かれたって。
”きじ”がしゃべっても、だれも変に思わないよ。」
と、なるべく大げさにならないように努めました。

緘黙児は自分がしゃべった(しゃべってしまった)ことについて、周囲が反応することを嫌がります。
それをからかわれるのはもちろんですが、喜ばれるのも拒否します。
周りが喜んだことで、余計にしゃべらなくなってしまうこともあるそうです。

ですから、平静を装って…。

私と会話してる感覚でポロっと出てしまったようですが、
記念すべき「小学校での第一声」でしたニコニコ



 この後に「事件」は起こった(*^^)v
  


Posted by みっぺる at 21:57Comments(6)よろこび…組

2005年10月26日

給食もおかわりしてるよ!



「今日ね、給食3回もおかわりしたよ。」

「今日ね、おかわりしたのに、給食4番目に食べ終わったよ。」

そんな言葉が毎日のように”きじ”の口から出てきます。

ついこの間までは、
「ただいま。お腹すいた。給食ね、ご飯しか食べなかったんだ。」
こう言っていたのに。

緘黙児の中には、学校で給食を食べられない子供がいると
聞きました。
たぶん”きじ”も4月からつい最近まで、その状態だったのでしょう。
しかし、本格的に治療を始めてから、学校でトイレに行けるようになったのに続き、
今度は給食ももりもり食べられるようになりました。

少しずつ”きじ”の中で変化が起きているのかもしれませんニコニコ


 選手リレーの出番を待つ”きじ”
  


Posted by みっぺる at 21:51Comments(4)よろこび…組

2005年10月23日

経過【3】 あべこどもクリニック

場面緘黙を見てくださるお医者さん…。
そうだ、上の子が赤ちゃんの時に行っていた小児科。
あの先生の専門は小児精神だったと思い出し、早速行くことに。

この先生はとても評判がよく、いつも混んでいます。
電話で予約を取り、時間に行って見ると…。
診療時間終了間際にもかかわらず、待合室には患者さんがあふれていました。
しばらくして、順番が来ました。

問診票で受診理由を理解されている先生は、
胸に聴診器を当てたり、喉を診たり、風邪などの時と同じようにされた後、
さりげなく看護婦さんに声をかけ、
”きじ”を別室に連れて行き、お絵かきでもしてくるよう指示しました。
それもこれも、緘黙で受診したと”きじ”にはあまり知られたくないとの私の希望を
先生が守ってくださったからでした。

そして、先生とのお話に。
緘黙は、自分を守るために心に張ったバリアである。
そのバリアで防衛し、自分を保っている。
だから無理にしゃべらそうとしても、無意味である。
その固く閉ざした心を解きほぐさなければいけない。」

「緘黙には、場面緘黙(選択性緘黙)全緘黙とがある。
場面緘黙は幼稚園や学校などある特定の場所でしゃべらないこと、
全緘黙はどこにおいてもしゃべらないこと。」

”きじ”は幼稚園(当時)を場面として選んだわけです。(意図的ではなく)
しかし、中には家庭をその場として選ぶ子供もいると伺い、
私は愕然としました。
一番の基本である「家庭」がその「場面」となってしまったら、
本人も、家族も計り知れないほど辛く苦しいのだろうと。

先生はいろいろなことを説明してくださいました。
緘黙という言葉すら聞いてまだ日が浅かったので、
初めて聞く先生のお話はとても心に響きました。
そして、”きじ”が入園して以来約1年半、
その間に抱いていた疑問や心の重さがすっと取れていくのを感じました。

それから、箱庭療法で成果を上げている病院を紹介していただくことになりました。
子供病院を紹介するが、何かあったらいつでも相談していいですよとも言ってくださいました。
メンタルな問題なのでかなり時間をとってしまいましたが、
診療時間終了間際にもかかわらず、丁寧にお話してくださいました。
今からすれば、あの時この先生にお願いしていれば、
もっと違った形で今があったかもしれません…。

  


Posted by みっぺる at 01:21Comments(2)これまでの経過

2005年10月20日

大遅刻 (再診・2回目)

昨日はいよいよ遊戯療法の初日。
本格的な治療が始まるので、何日も前から期待でワクワクしていた。

そして当日。
朝8時に家を出た。
道も特に混雑はない。
これなら9時40分には着くなと思っていたら…渋滞の表示。
事故渋滞で、病院に着いたのは結局10時45分。
先生も待合室まで出てこられて、早く早くと手招き。

急いで診察室に入ると、鈴木史朗似(ずっと誰かに似てると思ってたけど、昨日気づいた)の先生が
「10時の予約でしたよね?」…軽~くご立腹?
事情を話し、残り10分でもいいから遊戯療法しましょうということに。
本当に申し訳ないです。

何か変わったことは?との質問に、学校でトイレに行けるようになったことを話した。
すると先生が

「よかったねえ。すごいじゃない、”きじ”ちゃん!」

と、ニコニコ笑顔で褒めてくださった。
”きじ”は先生の顔を見ようとしなかったが、まんざらでもない様子。
(帰りの車の中でそのことに触れると、顔をくちゃくちゃにして笑ってた。)

病院に行くと数日間は”きじ”はいつもより元気になるので嬉しい。
昨日はせっかくの初日なのにほんの少ししかできなかったが、
昨日今日と学校で元気に過ごせたようだ。


※報告らしいことができず、残念です。
  次回こそはきちんとお伝えできるようにしたいと思っていますガ-ン

  


Posted by みっぺる at 00:05Comments(2)治 療

2005年10月17日

トイレに行けた

ピンポーン

「早く鍵あけて! おしっこもれちゃう!」

そういって学校から帰るなり、トイレに飛び込む”きじ”。
4月の入学以来の日課でした。

ところが、先週の半ばから…
「おかえりー。アレ、トレイは?」
「学校でしたから大丈夫。」

ようやく学校でトイレに行くことができるようになりました。

緘黙児は目立たないように行動するのが特徴。
”きじ”は学校でトイレに行くことすらできなかったのです。

普通はできて当たり前のことが、できない。
うそのような話ですが、こういうことが”きじ”には「普通に」起こっているのです。

いやあ、膀胱炎になる前でよかったニコニコ


 入学当初の”きじ”(放課後)
  


Posted by みっぺる at 18:18Comments(2)よろこび…組

2005年10月17日

こころのうち

私はどうして娘”きじ”の緘黙を治すことに、こんなに心を砕いているのだろう?

どうして一日のほとんどを、それを考えることに費やしているんだろう?

緘黙になった原因が、”きじ”の場合は親の私にあるから。

自分ではどうしようもないことだったが、やはり私に責任がある。

それも当然大きな割合を占める。



でも何よりも、本当の”きじ”を知っているから。

近所の友達とは家族に接するように話せる”きじ”を知っているから。

長い時間を過ごす学校で、

笑いたい時に笑い、怒りたい時に怒り、

友達とたくさん遊べるようになってほしいから。



あせってはいけないとわかっていても、

その日が一日も早く訪れることを願ってしまう。  


Posted by みっぺる at 00:10Comments(0)ひとりごと

2005年10月16日

経過【2】 「場面緘黙」ってなんだろう?

「場面緘黙」――初めて聞く言葉でした。

家へ帰ってから、インターネットで検索開始です。
ところが、検索の仕方が悪かったのか、あまりヒットしてきませんでした。
(今はブログがたくさんあるからでしょうか、あの頃とは比べ物にならないほどヒットしてきます。)
その少ない情報の中からわかったことは、

「言語能力があり話すことができるのに、ある特定の場所において話ができない」ということ。

”きじ”の場合はそれが幼稚園でした。

私(幼稚園の先生も)は、
極度の恥ずかしがり屋で、話すきっかけを失ってしまって今に至っているのだろうと思っていたので、
この言葉を読んだ時、凍りつきました。

それからは場面緘黙を診てくださるお医者さん探しが始まりました。


  場面緘黙に気づくきっかけを作ってくれた先生
(個人が特定できそうにないから、写真いいですよね(#^.^#))
  


Posted by みっぺる at 17:20Comments(0)これまでの経過

2005年10月14日

経過【1】 なんでしゃべらないの?

幼稚園に入園し、お友達とさぞ楽しく遊んでいるんだろうなと思っていました。
ところが、2学年上の兄や近所のお友達が言いました。
「”きじ”( 「うちはとんとんみーときじむなー」でご確認ください)幼稚園でまだしゃべらないんだよ。」
幼稚園の先生に聞いても、同じ答えが。
幼稚園以外ではよくしゃべるし、近所のお友達とも大声ではしゃいで遊んでいたので、
にわかには信じられませんでした。

「慣れればそのうちしゃべるでしょう。」

それが当時の私と担任の先生の意見でした。
(今からすれば、それは間違った判断でした。)

幼稚園は大好きだし、担任の先生をはじめ先生方は大好きだし、
仲良しのお友達もいるし、おゆうぎもちゃんとやるし、絵や工作もしっかりこなしました。
しゃべらないことを除けばごくごく普通の楽しい幼稚園生活でした。

入園して2年目の冬、他のクラスの先生からメモをいただきました。

「…場面緘黙というものでしょう。早く受診した方がよいでしょう。」

この年から園にいらっしゃった先生は、”きじ”の様子を心配して、
友達の医学生の方に相談してくださっていたのでした。

「場面緘黙」――これがこの言葉を聞いた最初の日です。



 
  


Posted by みっぺる at 18:43Comments(0)これまでの経過

2005年10月11日

再 診(1回目)

10月初め。
一回目の再診の日です。

受付を済まし、まだまだだろうからと私たちは売店へ行くことに。
しかし呼び止められて振り返ると、そこには主治医の先生が。

「今日はまだやらないけれど、心理の先生を紹介しておきます。」

心理の先生との顔合わせをするために、診察の合間にわざわざ待合室まで来てくださいました。
先生への信頼感は、このことだけでも強くなりました。

そして順番が来て、私たち親娘は診察室へ。
前回より、より詳しい治療方針が説明されました。

まず、次回から遊戯療法を始めること。
それから薬を使うことについてはどう思うかなどを聞かれました。
私は2学期に入り少し症状がひどくなっていると感じていたので、
副作用は便秘ぐらいだと伺い、薬を使うことに同意しました。
薬は抑うつ剤で、夜一粒服用します。
そして副作用の便秘対策として、緩下剤を処方されました。

抑うつ剤というと少し抵抗があるように感じました。
しかしこの薬を使うと気分が上向きになり、積極的になるとのこと。
ちょっと気になったのは…家ではもっと元気になるかも、ということです。
学校での気持ちレベルがあがるということは、
それ以外での場所でもあがるということ。
もともと家にいる時は饒舌で、活発なので、これに拍車がかかるかと思うと…。
しかしこれはうれしい悲鳴ということですね。

そして、3ヶ月間この方法を続けてもらちがあかない時、
その時は入院をしましょうということになりました。

連休が入るので、次回は10月中旬。
いよいよ本格的な治療の開始です。



 吹き抜けにある 可愛い時計晴れ 
  


Posted by みっぺる at 17:46Comments(3)治 療

2005年10月10日

初 診

実際の治療は来週からなので、
それまではここまでのいきさつなどをお話していこうと思います。

まずは、現在の病院について。

初診は9月半ば。
私たちは2時間ほどかけて隣県の子供病院へ。
ほんの何年か前にできたばかりとあって、何もかもがきれいで、可愛く、遠足に来た子供のようにワクワクしました。

順番が来て、診察室に入ると、主治医の先生のほかに、4~5名の方がいらっしゃいました。
チームを組んで治療に当たるとことです。
私が主治医の先生と話をしている間に娘は絵を書くことに。
女の子と木の絵です。
女の子の絵を見て、知能は同年齢の子供と比べて2割ほど高いとのことでした。
しかし、木の絵を見て、先生は
「面白い絵を書いたね。」と言われました。

「面白い絵」――それはよい意味ではなかったのです。

娘が場面緘黙となった(であろう)原因が、はっきりと表れていると指摘されました。
そして、かなり深刻な状態であると。
これはしっかりと治療をしていかなければならないということでした。
心理療法と平行して薬をつかいましょうかということになりました。

再診の予約を取り、帰途に着きました。
かなり深刻
この言葉に、やはり、という思いと、こんな状態にしてしまった親としての自責の念にかられながら…。


  


Posted by みっぺる at 01:39Comments(0)治 療

2005年10月08日

「緘黙(かんもく)」とは

うちの子は、現在小学一年生の元気いっぱい、うーまくー(おてんば)な女の子です。

しかし、それは学校以外での姿。

学校では一言もしゃべりません。

正しくは、「しゃべれません」。

しゃべりたいけど、しゃべれない

なぜそうなってしまうかは、本人にもわかりません。

「緘黙」とは、黙して語らない(語れない)こと。

うちの子の場合は、幼稚園・学校という限られた場で緘黙になってしまうので「場面緘黙(あるいは選択性緘黙)」といいます。

「緘黙は周りに迷惑をかけないから、放っておかれる。だからこそ、早くしっかり治さないといけない。」
これは、主治医の先生がいつもおっしゃられること。

症状が現れてから4年目にして、やっと本格的に取り組んでいただける先生にめぐり逢いました。

これからどのようになっていくかはわかりません。

しかしこのブログが緘黙に苦しんでいらっしゃる方の励み(または情報)に、
またそれ以外の方に緘黙を少しでも理解していただければ幸いです。



 「緘黙」を克服する日を夢見て…
  


Posted by みっぺる at 18:38Comments(11)ごあいさつ