2005年10月08日

「緘黙(かんもく)」とは

うちの子は、現在小学一年生の元気いっぱい、うーまくー(おてんば)な女の子です。

しかし、それは学校以外での姿。

学校では一言もしゃべりません。

正しくは、「しゃべれません」。

しゃべりたいけど、しゃべれない

なぜそうなってしまうかは、本人にもわかりません。

「緘黙」とは、黙して語らない(語れない)こと。

うちの子の場合は、幼稚園・学校という限られた場で緘黙になってしまうので「場面緘黙(あるいは選択性緘黙)」といいます。

「緘黙は周りに迷惑をかけないから、放っておかれる。だからこそ、早くしっかり治さないといけない。」
これは、主治医の先生がいつもおっしゃられること。

症状が現れてから4年目にして、やっと本格的に取り組んでいただける先生にめぐり逢いました。

これからどのようになっていくかはわかりません。

しかしこのブログが緘黙に苦しんでいらっしゃる方の励み(または情報)に、
またそれ以外の方に緘黙を少しでも理解していただければ幸いです。



「緘黙(かんもく)」とは 「緘黙」を克服する日を夢見て…



Posted by みっぺる at 18:38│Comments(11)ごあいさつ
この記事へのコメント
はじめまして。
熟睡していう子供に3つまで、語りかけが、潜在意識に届くので効果が出ますよ。
自閉症のお子さんをお持ちのお母さんに聞いて、私も早速してみました。
「お母さんは○○のことが大好きよ~」
「クラスのお友達みんなが○○のこと大好きよ~」
「○○はお勉強が大好きよ~」

とこのくらいを、寝ている時に5分くらいやっています。
最初、ぐっすり寝ているのに、いちいち「違う!」と声を出していましたが、最近は静かに寝ています。
うちはとてもワンパクなのですが、発表するとき、ものすごくドキドキする、と本人が言い出しました。
それでやり始めたのですが、効果大です。
自閉症のお嬢さんをお持ちの方も、効果は半年後だったらしいですが、他の自閉症のお子さんとは雲泥の差で健常児と変わらなくなっているようです。
ま、彼女はそれだけでなく、体内の金属を輩出したり(ホメオパシー)、食事にも気をつけて(砂糖と小麦粉をやめる)ものすごい努力されたそうですが。

あと、越智啓子先生の診療を受けられるといいかも。
意味があるでしょうし。 
フラワーエッセンスもいいですよ。
初めてお邪魔したのに、長々と失礼しました。
Posted by 愛です。 at 2005年10月10日 02:03
愛です。さん、

コメントありがとうございます。
しかもいろいろ詳しく教えてくださり、感謝しています。

潜在意識への語りかけ、これならすぐにでもできますね!
早速今晩からやってみたいと思います。
3つまでですね。しっかり考えなきゃ!

越智啓子先生ですね。
存知あげないので、ネットで調べてみます。
本当にありがとうございます。

よろしかったらまたいらしてくださいね♪
Posted by みっぺる at 2005年10月10日 17:39
みっぺるさんへ
長い(?)お付き合いなのにも関わらず
このブログに目を通していなかったことに
大変申し訳なく思っていますm(_ _)m
私もみっぺるさんのように
小2と5才の子供が2人いるので
ただ事ならない気持ちでいっぱいです(T0T)
こんな言葉しか出ないのですが、
陰ながら応援いたしますね!

Posted by とんとんみーかりかり at 2005年11月07日 17:24
とんとんみーかりかりさん、

そんな、そんな。
ちょっと前に作ったばかりだし、私も「うちは・・・」ではリンクしていないし、
いいんですよ、ぜんぜん(*^^)v

ありがとうございます!
一人でも多くの方に緘黙のことを知っていただければ、
このブログを作った甲斐があったというものです。
とんとんみーかりかりさんもついてるぞ!と思うと、心強いです(#^.^#)
Posted by みっぺる at 2005年11月09日 10:19
みっぺるさん、母は、強しですね~!
人は、一人では生きていけないですからね~
みっぺるさんのように素で語れるってことも
すごく大事なんだなぁ~って思います。
きじちゃんもこんな素敵なお母さんがいてくれて
幸せですね~☆
心強いと言ってくれて、涙うるうるですよ~(T0T)
Posted by とんとんみーかりかり at 2005年11月09日 11:41
とんとんみーかりかりさん、

こちらこそ「素敵なお母さん」だなんて、嬉しくて(T_T)
子供たちよ、よく聞け~って感じです!
あ、ここのところをコピーして、それぞれの机にでも貼っておきますか(*^^)v
Posted by みっぺる at 2005年11月10日 17:23
はじめまして。
『緘黙の輪』リングから飛んできました。
3歳の頃から場面緘黙でした。親、学校の先生にも気づかれず、18歳のとき、自分で知りました。
それまでの・・・『自分はみんなと違っている。おかしいんだ』・・・という想いを抱き続け、環境が変われば、大人になれば、変われるんだ、ってどう変えて行けばいいかもわからずにいました。
中学、高校と進むにつれ、少しずつ話せるようになったけれど、まだまだ、『喋らない』『大人しい』と言われ続け、社会に出てからも、かなりの努力がいりました。
今現在は「あなたが緘黙だったなんてね」って医師(心療内科)に言われるほどですが、それでも、集団に入っていくのはとても苦手です。
そして、6年前からは鬱を主に、ココロの病気も抱えています。
場面緘黙児だった、経験者として、自分に何が出来るだろうか?と模索中です。
よろしければ、これからもよろしくお願いします。
Posted by どらこ at 2005年11月12日 07:47
どらこさん、

いらっしゃいませ&お返事遅れてごめんなさい。

15年もの間一人で苦しんでいらっしゃったんですね。
それは本当に大変なことだったと思います。
少し前までは、特にインターネットが普及するまでは今のように情報がなく、
ご本人も周囲もわからないことだらけ(緘黙という言葉すらも)だったと想像します。

緘黙のことは本人もよくわからなかったり、言い表せないことばかりです。
ぜひ、どらこさんの体験されたことをブログなどで公開されることをお願いしたいと思います。
どんな些細なことでも、大変貴重であることは間違いありませんから。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。
Posted by みっぺる at 2005年11月15日 17:48
はじめまして 緘黙というキーワードでたどり着きました

僕も場面緘黙児でした
記憶が始まった時から中学校に入学するまで学校では
一言も言葉を発さずに過ごしてきました

僕の時は放ったらかし状態でしたが
貴女のようにしっかりと娘さんの症状に対して知識を得て、
回復するように努めていらっしゃる人が増えて欲しいと願います

また訪問させて頂きたいと思います
Posted by 雨宮 at 2006年01月16日 20:44
ようこそいらっしゃいました!(といっても2ヶ月もそのままにしてしまって申し訳ありません…)

私の場合、子供から「本当は幼稚園でしゃべりたい」という気持ちを聞いてから、
ああ、なんとかしないといけないと感じました。
今でも学校ではしゃべりませんが、わずかな進歩はあるようです。

雨宮さんのような経験のある方からお話を伺えると心強いです。
できる限り更新できるようにしますので、またいらしてくださいね!
Posted by みっぺる at 2006年03月15日 19:40
はじめまして。娘は4年生ですが、今思えば赤ちゃんの頃から場面緘黙だったとおもいます。ずっと泣いてばかりで、友達の中に入れず話も出来ませんでした。Mちゃんの声を聞いた事が無い、と言われるのがつらくて「何で、家の子だけ....」と悩みました。つい最近、発達障害の本で、緘黙と言う言葉を知り、これだ、と思いました。これからもっと緘黙について勉強して娘の辛さを軽くしてあげたいです。
Posted by しゃん at 2008年07月07日 05:58
 
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