2005年11月01日 21:57
先日、授業参観がありました。
地域のお年寄りもたくさん来ていただき、昔の遊びを教わりました。
子供たちは2人ずつペアで、好きな遊びのあるクラスを回ります。
父兄も自由に回ります。
最初のうち、私は”きじ”と一緒に何箇所か行きました。
あやとりをしたり、だるま落しをしたり、いろいろやりました。
途中で兄の”とん”の授業に行くために、”きじ”と別れました。
そして、授業参観が終わり、子供たちも帰宅。
その時、”きじ”がこう言いました。
「学校でね、●●ちゃんが『あやとりしに行こう』って言った時、
『うん』って言っちゃった。
あの時周りがうるさくてよかった。
静かだったら『うん』って言ったの、聞かれちゃうところだったもん。」
ええ~!? 学校でしゃべれたの~~~っ!!!???
そう言いたい気持ちをぐっとこらえて、
「ああ、そうなんだあ(*^。^*) よかったじゃない。でも、大丈夫だよ、聞かれたって。
”きじ”がしゃべっても、だれも変に思わないよ。」
と、なるべく大げさにならないように努めました。
緘黙児は自分がしゃべった(しゃべってしまった)ことについて、周囲が反応することを嫌がります。
それをからかわれるのはもちろんですが、喜ばれるのも拒否します。
周りが喜んだことで、余計にしゃべらなくなってしまうこともあるそうです。
ですから、平静を装って…。
私と会話してる感覚でポロっと出てしまったようですが、
記念すべき「小学校での第一声」でした