こころのうち
私はどうして娘”きじ”の緘黙を治すことに、こんなに心を砕いているのだろう?
どうして一日のほとんどを、それを考えることに費やしているんだろう?
緘黙になった原因が、”きじ”の場合は親の私にあるから。
自分ではどうしようもないことだったが、やはり私に責任がある。
それも当然大きな割合を占める。
でも何よりも、
本当の”きじ”を知っているから。
近所の友達とは家族に接するように話せる”きじ”を知っているから。
長い時間を過ごす学校で、
笑いたい時に笑い、怒りたい時に怒り、
友達とたくさん遊べるようになってほしいから。
あせってはいけないとわかっていても、
その日が一日も早く訪れることを願ってしまう。
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